簡単に瞬発力アップ
XTZ125は見た目はオフロードバイクなのですが、実際にオフロードを走らせると鈍くさくてがっかりします。案の定というか予想通りというか、思った通りでした。きっと同じ様に感じている方も多いのではないでしょうか。
フラット林道を走っているだけなら何とかなりますが、ちょっとした急坂を登っていると坂の途中で力尽きてしまって登りきれません。そこからの再発進なんて当然の様に出来なくて、諦めてUターンして下ってくるという残念なオフロードバイクなのです。
ところが、フロント(ドライブ)スプロケットを標準の14Tから13Tに交換するだけでもオフロードの走破力がグンとアップします。
瞬発力がアップしてフラット林道の走行が快適になり、上がれなかった坂も上がれる様になりますので初めの一歩として行ってみる価値は充分にあります。
フロント(ドライブ)スプロケットの交換だけだったら比較的簡単に行えます。所要時間は写真を撮りながらでも30分位でしたので作業に集中できれば20分もあれば完了するでしょう。
低速トルクに不満のある方や、オフロードでの走破力アップを図りたい方は行ってみてはいかがでしょう。
追記:現在は12Tになって更に走破力アップを図っています。
TT-R125との互換
ネットを調べているとこのバイクはTT-R125とのパーツの互換性があるとのことです。(スプロケット・エンジン・エンジンガードなど他にも流用できる物があるそうです。)
フロント(ドライブ)スプロケットについてはヤマハ純正のTT-R125の13Tを使用することにしました。
写真左から
・フロントスプロケット13T 品番 ヤマハ純正 93822-13213
・ホルダープロケット 品番 ヤマハ純正 5HP-17456-00
・ボルトソケット 品番 ヤマハ純正 91317-05010(ボルトも買っちゃったけど、元々XTZ125に付いていたボルトでも取り付け可能でした。サビとかひどい場合には交換しましょう。)
ちなみに12Tにする場合はこちらのスプロケットで大丈夫です。こちらはホルダーまで付いています。ボルトはそのままで使えます。
現在は更に低速寄りにしたくて12丁まで下げていますし、リヤ(ドリブン)スプロケットも標準48Tから54Tまで上げて走破力アップを図っています。林間コースでもバンバン走れる設定になりました。
XTZ125のリヤ(ドリブン)スプロケットを54丁に上げる。
これ以上低速寄りにすると街乗りでは厳しくなります。今がギリギリですね。
フロントスプロケット交換手順
二箇所のネジを外してスプロケットカバーを外しましょう。
リヤアクスルシャフトを緩めます。右側は17のメガネレンチを使って押さえます。
左側は19のメガネレンチを使ってボルトを緩めます。全部外す必要はありません。
左右のアジャスターを回してチェーンを緩めます。
六角レンチを使ってスプロケットを止めているボルト二本を外します。
スプロケットホルダーを少し回して手前に抜きます。
スプロケットをチェーンごと手前に引き出して外します。
ちなみに外したホルダーです。見た目ほとんど同じなのですが、ボルトを止める位置がほんのわずかに違うのです。
重ねてみるとご覧の通り。ほんの少しだけ穴の位置が違うためXTZ125に付いていたホルダーは使えません。13Tのスプロケットだけ購入しても付けられません。ホルダーも購入すればポン付け可能です。
新しいスプロケットとホルダーをはめた様子です。ホルダーは溝に合わせてから少し回すとボルトの穴と合うようになっています。
(15Tなど、反対にフロントスプロケットを大きくした場合は先にチェーンをはめてから戻したほうが良いかもしれません。)
ボルトを使って固定します。ちなみにXTZ125に使っていたボルトも使えましたが、買ってしまったので新しいボルトに変えておきました。
この後、チェーンの張りを調整してアクスルシャフトをしっかりと締め付けておきましょう。オフロードバイクなのでチェーンは緩いかな?と思う位でちょうど良いです。サスが思いっきり沈んだ時に張りすぎてしまうからです。
また、フロントの丁数を落としたためチェーンは長くなっています。アジャスターを元の位置に戻しただけでは緩すぎます。
最後に、チェーンの調整をした後はリヤブレーキロッドの調整をお忘れなく。(踏みしろが変わっています。)
実際にリヤブレーキを踏んでみて、いつもの位置になるようにロッドの後ろのボルトを回して調整しましょう。
フロントスプロケット交換の効果
今回はトルク重視の設定にしたかったためフロントの丁数を標準の14Tから13Tに落としました。
フロント14Tリヤ48Tが2015年中国ヤマハ製XTZ125の標準丁数なのですが、1速で発進しているのに2速発進をしているかの様な重苦しい感じで走り出します。
街中だけしか乗らなかったり、燃費重視というならこの設定で良いのかもしれません。
しかし、私の場合は林道で急な坂を上がったり下ったり、土手や斜面を上がったり下ったりの遊びをしたかったのでこのままの設定ではうまくありませんでした。
フロント13Tに変更したところ、普通に1速発進している感じと同じになりました。このまま街中を走っても違和感ありませんし、クラッチへの負担が減ってかえって乗りやすくなった様に思います。
トルク重視で坂道に強く瞬発力を出す設定
・フロントスプロケットの丁数を1T少なくします。
例えば14Tを13Tに落とします。フロントの場合は1T落とすだけでかなりの効果を感じることが出来るはずです。
・リヤスプロケットの丁数を多くします。
例えば48Tを52Tとか54Tなどに増やします。フロント違って4Tとか6T大きくしないと効果はわかりにくいと思います。また、標準のチェーンでは長さが足りなくなる可能性があります。
・もっと効果を得たい場合はフロントを減らしてリヤを大きくする二本立てで行うと良いでしょう。
実際やってみて納得が行く設定を見つけます。ただし、最高速度は落ちます。
最高速度重視と燃費重視の設定
・フロントスプロケットの丁数を1T多くします。
例えば14Tを15Tに上げます。あまり大きくするとケースに収まらなくなってしまいますので1T位が良いかと思います。
・リヤスプロケットの丁数を少なくします。
例えば48Tを42Tとか40Tとかに少なくすると最高速度重視の設定になります。
・もっと効果を得たければ両方の合わせ技を行います。
ただ、馬力のないバイクであまりやりすぎすと力がなくて回しきれなくて、下りでしかトップギヤに入れられないとかいう事になってしまったら…。
いつもは5速で走っていた場所が4速でしか走れなくなってしまったらかえって燃費が悪くなるかもしれませんね。また、クラッチにかかる負担も大きくなりますのであまりおすすめ出来ません。
XTZ125みたいな非力なバイクだと最高速度云々よりも、低速重視の設定にして小気味よく走れた方が楽しいと思うのです。
スプロケット交換の今後の予定
フロントスプロケットを13Tにしたところ、林道のちょっとした急坂なら勢いさえ付けていれば難なく登れる様になりました。
しかし、まだ足りない。
土手や斜面をグイッと登ったりするにはまだ低速がたりません。
そこで今度はリヤ(ドリブン)スプロケットを48Tから50Tに上げてみようと思っています。前後の合わせ技ですね。
リヤをこれ以上大きくするとチェーンの交換をしないと足りなくなってしまいそうです。
それでもダメならフロントを12Tまで落とそうと思います。そうすればリヤも大きくできると思います。
ただ、フロントの12Tはそれが限界でしょう。物があるかどうかも探してみないとわかりません。
まあ、非力なバイクだからイジリ甲斐があるというものです。
今回使ったパーツはこちらです。
・フロントスプロケット13T 品番 ヤマハ純正 93822-13213
・ホルダープロケット 品番 ヤマハ純正 5HP-17456-00
・ボルトソケット 品番 ヤマハ純正 91317-05010(ボルトも買っちゃったけど、元々XTZ125に付いていたボルトでも取り付け可能でした。サビとかひどい場合には交換しましょう。)
ちなみに12Tにする場合はこちらのスプロケットで大丈夫です。こちらはホルダーまで付いています。ボルトはそのままで使えます。
現在は更に低速寄りにしたくて12丁まで下げていますし、リヤ(ドリブン)スプロケットも標準48Tから54Tまで上げて走破力アップを図っています。林間コースでもバンバン走れる設定になりました。
XTZ125のリヤ(ドリブン)スプロケットを54丁に上げる。
これ以上低速寄りにすると街乗りでは厳しくなります。今がギリギリですね。
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