ディオはオフロードバイク(笑)

2021年11月7日(日)長野県大町チャレンジフィールドで開催された「ゲンチャレ」に参加した結果、スクータークラスで優勝しました。

ゲンチャレとは

50ccのビジネスバイク及びスクーターによる80分耐久オフロードレースです。

AF-27型SuperDioと私(バイクとオッサン)

レギュレーション

とてもゆるい決まりなので、初心者からベテランまで参加できます。また、バイクも毎日通勤通学で使っている状態のままでも参加可能です。

・ビジネスバイククラス=ホンダカブ ヤマハメイト スズキバーディーなど

・スクータークラス=ホンダディオ ヤマハジョグ スズキレッツなど

・エンジンは無改造(50cc以下)ボアアップは厳禁

逆に言うとその他は改造してもOKみたいで、タイヤはもちろんオフロードタイヤに交換していますし、サスペンションも交換。マフラーも交換可能です。

私たちのマシン

あえて、走りにくくて不利な「スクーター」で出場する事を旨としている私は、ホンダのスーパーディオ(AF27型)をオフロード仕様にして出場しています。

AF-27型SuperDio

このマシンを選んだ理由は以下のとおりです。

整備性が良い

一番はキャブレターがむき出しになっているため、調整のためにジェット類の交換を行って試走を繰り返すのが楽です。

写真はAF-27型DioFit
耐久性の良いエンジン

ホンダの縦型エンジンと呼ばれている「AF18E型エンジン」はシリンダーが上に向いて付いています。この後のAF34型ライブディオはシリンダーが横になっています。これはメットインのスペースを確保するため、邪魔なシリンダーを横向きに配置した様です。以降スクーターは横型が主流です。

ホンダの縦型エンジンは耐久性に優れていると言われています。実際このエンジンの搭載されたDioを4台仕入れましたが、どれもエンジンは好調でした。

※AF34型ライブディオは、クランクシャフトの両側のベアリングが傷みやすいとの事です。

※縦型エンジンはマフラーが地面に接触しにくいです。

社外パーツが豊富

よく売れたバイクとの事で、今でも交換パーツや改造パーツが豊富に販売されています。純正部品は手に入りにくくなっていますが、社外品が多いので助かっています。

強いフレーム

家にあったジョブアプリオと比較してしました。オフロードでガッチャンガチャン走っても壊れにくいのはスーパーディオの方です。フレームが太くて強いですし、お腹をドスンとやってもエンジンやマフラーに被害が及びにくい構造になっていました。

写真はAF-27型DioFit
安価(笑)

数が出たというのもあるでしょうし、一般的に最高速や瞬発力はジョグの方が上!と思われている雰囲気もあるでしょう。実際家のアプリオは馬鹿っ速でしたが。

今回出場したスーパーディオはバイク屋さんの廃車置場で部品取りになっていたマシンを格安で二台引き取ってきて、合体させたマシンです(ニコイチ)

一台はエンジンが焼き付いていて使えませんでしたので、エンジンが生きているけど、ギヤが駄目になっているマシンにギヤを移植したり、良いパーツを移動して一台に仕上げました。

ただ、貴重な2ストスクーターという事もあってか?最近ヤフオクを覗くと馬鹿みたいな値段で売りに出ていたりしますね。

2ストマシンの速さが魅力

最新のホンダのスクーターは水冷4ストローク4バルブエンジンでインジェクション!ある意味すごいですがイジれるところがありません。

ところが、私たちのスーパーディオは強制空冷2ストロークエンジンでキャブレター。超旧式ですが、イジってピタリと決まれば結構速いのです。

2ストロークエンジン特有の胸のすく様な加速が癖になるのです。その分発熱が凄くて熱ダレしてパワーダウンしてしまったり、下手をすると焼き付いてしまってシリンダーとピストンが終わりになってしまうリスクはあります。

AF-27型SuperDioと相方(弟)

特にゲンチャレみたいなオフロードレースとくれば、エンジンにとっても人間にとっても過酷です。ギリギリのところを狙って調整する面白味はありますが、冷却の強化や土埃対策を考えないと、最後まで絶好調のまま走り抜くのは難しいです。

あえてSRやZXではなくノーマルのスーパーディオを選ぶ

AF-28型スーパーディオだとフロントがディスクブレーキになっていてカッコイイですね。私たちの普通のAF-27型スーパーディオはドラムブレーキです。

でも、私はあえてこれを選んでいます。

以前、知り合いがオフロード場で転倒しました。フロントのディスクが地面か石に接触したのだと思いますが、ディスクが曲がってしまって走れなくなってしまったのです。バイクはフルサイズの21インチのオフロードバイクでした。めったにこんな事は起きませんが実際にあった話です。

スクーターの場合10インチタイヤです。その割にディスクは大きいです。転倒した時に地面とディスクが接触する確率は高いと思うのです。

ドラムブレーキだったらその心配はありません。その分制動力は劣るのですが、中のブレーキシューを良いものに交換するなどして対応します。

更に、ホイールが安価に入手しやすい利点があります。

IRC-IX-07sも用意

二種類のタイヤをホイールにセットしておいて、路面状況に合わせて交換するなんて事もドラムブレーキの安価なホイールなら可能なのです。

2021第三戦

さて、上記の様な理由からAF-27型スーパーディオで参戦するのも今回で2回目となりました。前回はタイヤの選択を誤って、60分ほどでパンクしてしまい、走行不能になってしまい、成績はイマイチでした。

今回は2台のスーパーディオを用意して、1号機にはIRC-GP110(チューブレス)を装着。路面状態が乾いていたらこちら。

チューブレスタイヤなので炎天下の硬い路面でもパンクすることはほぼありません。しかし、ドロドロの路面状況だと泥詰まりが起きて走行不能になります。

2号機にはIRC-IX07s(チューブタイプ)を装着。ドロドロだったらこちら。もちろん強化チューブ入り。

IX-07sなら泥詰まりが起きず、走行不能にならないのです。ただし、炎天下や硬い路面ではパンクしやすいので使いません。

当日行ってみてどちらで走るか決めるというわけです。

当日現地に行ってみた結果、路面状態はドライで硬く締まっていたので1号機(IRC-GP110)で走ることにしました。

2021ゲンチャレ第三戦コース図

スタート地点から左方向に進みます。今回のコースは結構長かったです。途中に逆バンクがあったり、障害物があったり、タイトなコーナーも多くて大変ですが、小回りの効くスクーターには好条件でした。

前回の夏の大会(7月25日)では、あまりの暑さで熱ダレしてしまい、タイトなコーナーからの立ち上がりでモタついてしまいましたが、今回は冷却を強化しているので熱ダレによるパワーダウンは軽微なものでした。

気温が低い事も幸いしているとは思います。

あと、パンクしないで最後まで走りきれた事は良かったです。

動画版も作ったので良かったらご覧ください。

当日出場の皆さんお疲れ様でした。次回またお会いしましょう。

運営スタッフの皆さんありがとうございました。とても楽しい大会でした。また、事故やけが人がなくて本当に良かったです。

非力な50ccのビジネスバイクとスクーターでオフロードをいかに速く走るか。これがまた楽しいのです。

ゲンチャレ50ccオフロード耐久レースまとめ