化学合成油のススメ

バイクのエンジンオイルの交換をやったことがない方に参考になればと思って書いてみました。

さて、私のオフロード練習用のバイクはXLR80Rという1987年頃製造された旧式で、中古のそのまた中古でボロボロだった奴を入手して修理しながら乗っています。

大事なエンジンには良いエンジンオイルを入れて労わらないといけませんが、上を見ればキリがありません。今回は比較的安価に手に入るけれど評判の良いAZ(エーゼット)のMEO-012 バイク用 4サイクルエンジンオイル【10W-40 SL/MA2】4L 全合成油(EG044)を入れてみましたので交換方法からご覧ください。

まずは洗車しました

最近の長雨で、田んぼの様になっている畑のオフロード場を走り回っていたもので泥だらけ。まずは高圧洗浄機でドロ落としです。

便利な道具ですがやりすぎは注意。電気系統やキャブレターなどに強くぶっかけない様に注意です。

オイル交換手順

今回のオイル交換に使った物は以下の通りです。

・エンジンオイル AZ 10W-40 全合成油4ℓ入り(1ℓ使用)

・オイルジョッキ3ℓタイプ

・コンビネーションレンチ 17を使用

・オイル受皿

2〜3分暖機運転

エンジンをかけて暖機運転をしておくとオイルが温まって柔らかくなり、抜けやすくなります。特に冬場は必要です。

ブンブン乗り回した直後はオイルが暑くなっていますので少し置いてからの方が良いと思います。

オイルキャップを外す

先にオイルキャップを外しておくとオイルが抜けややすくなります。

まあ、ついたままでも抜けますが。

ドレンボルトを抜いてオイルを出す

エンジンの下側を見ると大きなボルトが見えます。

こいつを回すのにはメガネレンチかコンビネーションレンチの丸い方を使うと回しやすいです。サイズは17でした。

上から見るとレンチをステップの方に回します。

緩んだらあとは手で回して外しましょう。

外れた瞬間にドロドロっと出ます。

ある程度出たら車体をまっすぐに立てたり傾けたりして残りもオイルも出しましょう。

しばらく放っておいて立てたり傾けたりするとまた出ます。

エンジンオイルを用意

オイルジョッキに新しいオイルを注ぎます。

このバイクのエンジンに必要なエンジンオイルの量は0.9ℓから1.0ℓ位です。

エンジンオイルの量は足りないともちろんダメですが多すぎてもダメです。規定量がわからない場合は少しづつ入れながらゲージで見る様にしましょう。

ちなみにこのオイルジョッキはもう何年使っているだろうか。車(軽自動車)のエンジンオイル交換にも使っていますが、だいぶ黄色く変色していますね。

1ℓ位しか必要なくても2〜3ℓ位のオイルジョッキを使った方が入れやすいです。ギリギリだと注ぎ口に入れようと思って傾けた時、エンジンの穴に入る前にオイルが出てきてしまってこぼしてしまいます。

ドレンボルトを締める

古いエンジンオイルが抜け切ったら外したドレンボルトを締めておきましょう。

最初は手で回して取り付けましょう。

次にレンチを使って締めておきます。

ドレンボルトは力一杯締める必要はありません。硬くなってきたなと思ったらもう一度クッと締めておくだけで大丈夫です。

トルクレンチがあれば完璧ですね。

新しいオイルを入れる

ドレンボルトが締まったら新しいオイルを入れましょう。

実は以前トヨタのお店で働いていたのですが、ドレンボルトを締め忘れたまま新しいオイルを入れた奴がいました(笑)

おかげで工場の床が油だらけ!掃除が大変でした。そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、まれにドレンボルトを締め忘れたままオイルを入れる人がいるのです。

さて、いざ入れようと思ったら穴が小さくてオイルジョッキの先が入りませんでした。

そこで登場するのが「じょうご」です。

車のエンジンオイルを入れる時にも、入れにくい時は使うのですがあると何かと便利です。

オイルゲージでチェック

このエンジンの場合オイルキャップにゲージが付いています。

一度ウエスで拭き取ってからキャップをはめて、もう一度外してオイルの付着を見ます。

ゲージの上限ギリギリまで来ていますのでこれでOKですね。

足りないもダメ、多くてもダメです。

しっかりキャップを閉めてエンジンオイルの交換は終わりです。

キャップは手で回して締めるだけで大丈夫です。

※このタイプのエンジンはオイルフィルターはありません。エンジンが大きくなるとオイルフィルターが付いていますので3回に1回位はフィルターも交換してあげましょう。

バイクにはバイク用エンジンオイルを

車のエンジンオイルと共用してはいけません。バイクにはバイク用のエンジンオイルを使わないと壊してしまいます。

車の場合ギヤは別のオイルが入っているのですが、バイクの場合は一つのエンジンオイルでギヤまで循環させています。なので組成が違うのです。割と車より汚れやすく感じます。早めの交換をしてあげて労わりましょう。

特にオイルフィルターが付いていない小さいエンジンの場合はなおさらですね。

さて、昔は全合成油なんて高価で買えなかったのですが、今はずいぶん安く買えるようになりましたので良いオイルを入れてあげてください。

廃油は処理パックに入れて燃えるゴミとして出しましょう。

交換後まず感じたのが走り出しが軽く感じました。スルスル前に出る感じ。

斜面を登る時はいつもより力が出ていて、今までより軽く登ります。

小さなエンジンだから余計に感じるのかもしれませんね。

その後、エンジン快調状態が続いています。

今回使ったエンジンオイルはこれです。

この他にオイルジョッキ、コンビネーションレンチ、廃油受け皿、廃油処理パックなどが必要になります。最初はお金がかかりますが道具は何度でも使えるので揃えておくと良いと思います。