人間を仕上げる

XTZ125は林間コースが走れる様に仕上がりました。しかし、バイクはOKなのですが肝心な人間(自分)がまだ仕上がりません(笑)

これはいかんぞ。という事で、極低速&停止及びスタンディングの特訓が始まりました。

うまくバランスが取れる様に練習しています。

その1 極低速からの停止練習

まずは畑のオフロード場のフラットコースで極低速で進みながら停止する練習です。

目標はトライアルの皆さんの様に停止したまま、ずっとバランスを保っていられる事。これがなかなか難しくて思う様に出来ません。

一瞬止まれる様になりましたがまだまだ全然ダメです。

更に練習して停止状態から方向転換出来る様になると最高なのですが、いつになったら出来る事やら。

その2 極低速でコブの周りを回る練習

次はコブの周りを極低速で回るという練習です。八の字を書く様に、歩くよりゆっくりで、可能なら一瞬でも停止しながらとにかくゆっくり回ります。

スタンディングのまま何周も何周も回ります。これが結構くたびれます。アクセルワークとクラッチとブレーキとバランスと一度に四つの練習になります。もちろんスタンディングのまま行います。

その3 スタンディングの練習

次は少しスピードを上げてコブの周りを回ります。スタンディングのままスピードを上げて行きますが絶対足をつきません。

スピードを出して回るにはバイクをバンクさせないといけません。それでも足を出さずにギリギリを見極める様に回ります。

外足への荷重とアクセルワークやバランスが身につく練習です。

極低速&停止練習の効果

極低速&停止&スタンディングの練習を行うと林間コースのこんな場面で威力を発揮すると思うのです。

急坂上りのアプローチ

急坂を上る時、アプローチから坂の上まで真っ直ぐだったら割と楽ですね。スピードを武器に下から一気に突っ込んで行けばなんとかなってしまいます。

ところが、アプローチを横から入って坂の入り口で上を向いてからパワーをかけて上がっていく様な急坂では、アプローチが安定している事が大事です。

スピードを乗せて勢いで突っ込んで行けば狙ったラインから外れたり、尻を降り出したりで「とっちらかって」しまって失敗する率が多くなります。

低速で、バランスを取りながら狙ったラインに確実に乗っける事が出来れば、そこからアクセル全開にしても「とっちらかる」様な事はありません。

急坂の下りで方向転換

滑りやすい下り坂で90度方向を変えたい場合にも極低速とバランスの練習が生きてきます。

スタンディングでなるべくゆっくり下りて来て、曲がりたい場所でバランスを取りながら曲がる。リヤが滑りますがバランスが取れていれば崩れる事無く向きを変える事が出来る様になります。

下り坂で立木の間を抜ける

下り坂で立木の間を通り抜ける時も極低速&一旦停止が出来ると楽になります。

スピードを極低速まで落とせずに「エイヤー!」と通過しようとすると、立木にぶつかったり、滑って転んだりとろくな事になりません。

ところが、極低速が出来て、立木の手前で一瞬止まって体制を整える位の余裕があると失敗する率は随分と減ります。

ただ、雨の後で濡れているとツーっと滑っていっちゃんですよね。止まるつもりが余計にスピードが出ちゃったりして、どうしようもなくなって「ステーン!」と転ぶわけです。そんな日は危ないから乗らない方が良いかと思います。

極低速&停止&スタンディング練習まとめ

オフロードバイクといえば派手なアクションやスピードに目が奪われがちですが、この地味な「極低速&停止&スタンディング」の練習が運転技術の底上げにつながると信じて日々練習しています。(舗装路でMT-03ABSでも行っています。)

実際、この練習をしっかり行う様になってから林間コースでの走破力がアップしました。

以前はスピードと勢いに任せて突っ込んで行って「ステーン!」と転倒する事がほとんどでした(笑)

ものすごく地味な練習ですがオススメです。

良かったら動画編もご覧ください。

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