意外と簡単

長年乗ったり中古で購入したスクーターのサスペンションはスカスカだったり、動きが悪くて乗り心地が悪かったりします。コーナーリングにも悪影響がありますので思い切って新品に交換してしまいましょう。

今回交換するのは「AF27型DioFit」ですが、他のスクーターでも同じ感じで交換できますので参考にしてみてください。

ちなみに今回のDioFitはAirSalのボアアップキットで70ccになっている「3号機」とは別のもので、予備として購入してあった物です。貴重な2ストロークエンジンマシンなので大事に保存していました。

純正同等品に交換

AF27型DioFitは1997年頃のホンダの2ストローク縦型エンジンのマシンで、かなりの旧車ですがこのマシンのエンジンは耐久力があって結構長持ちします。消耗品を交換すればまだまだ現役で乗れるマシンです。

さて、気になっている箇所を洗い出してみました。

・フロントサスペンションのグリス漏れ。

・リヤサスペンションがスカスカ。

・キックペダルの動きが悪い。

・駆動ベルトの消耗。

・2ストエンジンオイルの銘柄不明。

すでに一回バラしてフレームや燃料タンクのサビ落としと錆止め塗装はしてありますし、キャブレターもスーパーディオの物に交換してあります。

マフラーの詰まりもパイプユニッシュを使って綺麗にしてありますのでキチンと動く様にしたマシンです。

あとは上記の気になる点を直せばまだまだ走り回ることが出来るでしょう。

アマゾンで届いた商品がこの三点です。

上の赤いのはグリップエンドです。格好良いから付けておきます。

真ん中の二本がフロントサスペンション。(2本で5,000円位)

下のバネがリヤサスペンションです。(2,000円位)

社外品ですが純正同等品です。AF27型は今でも社外品のパーツが沢山あるので助かっています。

リヤサスペンションの交換

まずはリヤサスペンションから行いましょう。

シートを外しただけでも出来ますが、ついでに油汚れや埃も綺麗にしたかったので外装を全部外しています。

リヤサスペンションの付け根のボルトを露出させるためにエアクリーナーを外します。まずはカバーを外しましょう。

カバーが外れたらエアクリーナーを止めている二本のボルトを外します

次に、キャブレターとつながっているバンドのネジを緩めます。ネジは全部外さなくても大丈夫です。

ネジが緩んだらエアクリーナーボックスを外すとサスペンソンの付け根のネジが見えます。

上と下で二本のネジで止まっているだけです。

上が14mmのスパナかメガネレンチで外せます。

下が12mmのスパナかメガネレンチで外せます。

リヤサスペンションはこれだけで交換できてしまいます。

新しいサスペンションを入れてボルトを締めて終わりです。

ちなみにオフロード仕様のスーパーディオやDioFitを作る場合、AF34ライブディオ用のリアサスペンションを使うと車高を上げる事が出来ます。

5cmほど上がりますので腹を突いてしまう事が随分と減ります。

フロントサスペンションの交換

次はフロントサスペンションの交換になりますが、DioFitはフロントフェンダーが付いているのでスーパーディオより少しだけ面倒になります。

まずはフロントカウルを外さないといけません。正面のネジ3本と裏側に四本のネジで止まっています。

アクスルシャフトを少し緩めましょう。

次にジャッキかブロックでも使ってフロントを少し浮かせます。

先に浮かせるとアクスルシャフトを緩めるのが大変です。

ブレーキワイヤーやメーターケーブルを外しておくと作業がやりやすいです。付けたままでも出来なくはないですが結構邪魔です。

アクスルシャフトを抜いてタイヤを外します。

フロントフェンダーのネジを緩めてブラブラにします。このフェンダーはネジ穴の部分が割れてしまったので金属のステーを作って止めています。

フロントフォークは片側二本、両側で四本のボルトで止まっています。下のボルトは緩めるだけで大丈夫。上のボルトは引き抜きます。

上のボルトを引き抜くとサスペンションが下に抜けます。

左右間違えない様に取り付けましょう。ドラムブレーキにはまる様に出っ張りがある方が正面から見て右側になります。

へこんでいる部分が上のボルトが通る位置になります。

4本のネジを締めたらフェンダーを留めてタイヤを取り付けます。

ドラムブレーキのへこみにサスペンションの出っ張りを合わせます。

アクスルシャフトやベアリングにはグリスを塗ってから差し込むと良いでしょう。

アクスルシャフトを締めます。外すとき、もの凄く固く締まっていましたが、そんなに強く締めなくても大丈夫です。

ブレーキワイヤーやメーターケーブルを元とおり取り付けます。

取り付けが出来たらタイヤを回してみましょう。ハンドルを左右に切ってみて引っかかりがないかどうか確認します。

ブレーキを握って遊びを調整します。

緩かったら締めて調整します。

ブレーキは大事です。しっかり調整してから走りましょう。

グリップエンドを取りつける

あるとかっこいいので取り付けます。

まずは20mmのホールソーを使ってグリップに穴を空けます。

ホールソーを使えばこんな感じで綺麗な穴になります。

この穴にグリップエンドを差し込んで六角レンチで締め上げれば完成です。

イイ感じではないでしょうか。

アクセル側はグリップのゴムとの隙間を少し開けておきましょう。

気になる箇所を交換したDioFitです。オフロード仕様の3号機と同じザクカラーになっていますが、タイヤはロード用です。

実はこのマシンは従妹の息子が乗る様に整備した物なのです。納車直前、キャブレターの微調整をしていたところ急にエンジンが不調になってしまいました。

二次エアーを吸っている時の症状が出てしまい、キャブやマニをやり直したのですが、どうしても症状が治まりません。

という事はエンジン本体から?どこかから吸ってる?そんな事あるかな?でも古いマシンだからあるのかな?

というわけで納車中止です。どうしたもんか。今はエンジンをバラす元気は無いから大事に保存して部品取りにしようと思っています。

今回使ったパーツはこちらです。

フロントサスペンションはインナーチューブの径が27mmです。ズーマー用の物やAF34ライブディオやAF56スマートディオのドラムブレーキ用の物も使えます。

リヤサスペンションはこちら。オフロード仕様にするならAF34用を使えばリヤが持ち上がり、お腹を突きにくくなります。

グリップエンドはこちらです。22mmのハンドル用です。