林道を颯爽と走る
KLX125はどちらかというとオンロード寄りの設定になっています。見た目はオフロードバイクなのにね。まあ、今時の日本の道路事情は未舗装の道を探す方が難しいと言えるので仕方ないのかもしれません。
では、林道ツーリング好きの方達には向かないバイクなのでしょうか?
いえいえそんな事はありません。標準設定のままでもタイヤの空気圧を80kPa(0.8kg)位まで落としてあげればフラット林道なら安定して走れます。
さらに、フロントスプロケットを14T〜12Tに落としてあげればかなりの坂道でもグイグイ上がれるオフロードバイクに大変身です。
空冷4ストロークの125ccエンジンなので非力さは否めません。見た目もコンパクトですしね。
しかし、一見強そうには見えないこのバイクで、大きなバイク達を追い回す様な走りも可能です。(強そうには見えないけどカッコイイバイクだと思います。)
KLX125で林道を颯爽と走る自分の姿を想像してみてください。
一人で走るも良し、仲間達とワイワイ走るのも良し。ワクワクしちゃいますね。
林道向きバイク
今回も弟が買ったKLX125を借りてレビューします。
さて、標準設定ではオンロード向きとはいえ、元々はオフロードバイクなのでそのままフラット林道に入っても充分に楽しめます。
さらに、ちょっと設定を変えてあげるだけでフラット林道から支線に入ると出現する「ガレ場や急坂」でも楽しく遊べるオフロードバイクに変身します。
現在の設定
✔︎ フロントスプロケット12T
標準の14Tから2T下げて12Tにしています。低速トルク重視、加速力重視の設定です。最高速度は落ちますが、オフロードをバンバン走りたい場合はオススメの設定です。
✔︎ ワイドペグ化(ステップ)
こちらもオフロード走行では必須アイテムです。ステップが大きく広いとスタンディングポジションでの安定感がグンと上がります。また、長時間走行での疲労感が全然違います。
✔︎ 空気圧を抜く
オンロード走行では150kPa(1.5kg)ほど入っているのですが、このままオフロードに入ると硬くて跳ねて全然ダメです。今回は80kPa(0.8kg)まで下げて走っています。跳ねにくく、滑りにくく、乗り心地良くなります。(標準タイヤのままです。)
林道走行発進
いよいよ林道走行開始です。フロントスプロケット12Tのおかげでとてもスムーズな発進ができます。
半クラッチをほとんど使わなくても良いのでクラッチ板に優しいですね。
ちなみに14Tのままでも走れますが、上り坂での発進がキツイです。
コーナーでの走り
右に左に続くフラット林道のコーナーは楽しいひと時ですね。
タイヤの空気圧を80kPa(0.8kg)まで抜いているのでスムーズに走れました。ただ、標準タイヤのグリップ力は良いとは言えません。「オフロードも走れますよ。」的な感じのタイヤです。
タイヤのパターン的にはオフロードタイヤみたいな顔をしているのですが過信は禁物です。逆によく滑るのでブレーキターンやアクセルターンはやりやすいです。このタイヤを履いているうちに練習すると良いと思います(笑)
タイヤをオフロードタイヤに替えるまでは、決して無理な走りをしてはいけないという事です。林道トコトコツーリングを楽しみましょう。
ぬかるみでは
この先では霜が降りて路面が白くなっていました。また、水たまりは表面が凍っています。
調子に乗って突っ込むとフロントが滑って「ステーン!」と転ぶでしょう。慎重に慎重に。
さらにその先はぬかってドロドロしていました。しかも、ドロドロが落ち葉に隠れているという悪い条件です。
こういう場所はスタンディングが基本ですね。
ワイドペグ化している事もあり、足元は非常に安定しています。
しかし、身長172cmの私だと上半身がしっくり来ません。腕の伸び具合がイマイチ合わないのです。もうちょっとハンドルを高い物に交換してあげればピタッと落ち着くと思いました。
弟もこれは感じているようで、早速ハンドルを注文したようです。
急坂とガレ場
フラット林道を走っていると、どうしても目に入ってくる支線。支線に突入するとかなり酷い道に遭遇したりするものです。またそれが面白いのですが。
早速道幅が減少して雨で流されて出来た溝や側溝が出現です。写真ではわかりにくいのですが下り坂です。
こんな場所ではXTZ125に履いているIRCツーリストが非常に頼もしく、グイッと食いついてくれるのですが、KLX125の標準タイヤでは無理できません。
この先にあるガレ場も走ってみました。路面はこんな感じで角ばった石コロだらけの場所です。しかも急坂です。
ここを上ってみました。(上ためには下らないといけないのですが、下りの方が気を使います。)
ちなみにここでは空気圧を60kPa(0.6kg)まで下げてみました。元々そんなにパワーがあるバイクじゃないから、ビードストッパーが無くてもタイヤとリムがズレる事はまずありません。(心配なのでこまめにチェックはしていますが。)
やはりフルサイズのXTZ125と比べると若干安定性に欠けます。石コロに乗り上げた時の跳ね具合というか振られ具合というか。反射神経とテクニックを必要とします。
まあ、XTZにはIRCのツーリストを履いているのでその差も大きいと思いますが、KLX125の方が乗りにくいです。(タイヤで大分改善されると思います。)
ただ、振られて転びそうになってもすぐに足がつきますし、車体が軽いから立て直しが楽です。
KLX125で林道まとめ
標準仕様のままでもフラット林道ならソコソコ楽しめてしまいます。とりあえず林道に持ち込んで走ってみると良いと思います。
そして、林道の楽しさにハマってきたら設定を少しづつオフロード寄りに変更して行けば、より楽しく遊べるバイクになると思います。
KLX125で練習してステップアップするもよし、パーツを交換してバリバリのオフロードマシンに仕上げて乗り潰すまで乗るのもよし。
※ただ、山が残っていて勿体無いと思っても、標準タイヤだけは早めに交換した方が無難です。














