パンクという苦い経験

2021年のオフロード耐久レース(スクータークラス)において、履いていたIRC-IX-07Sのリヤタイヤがパンクしてしまい走行不能になった苦い経験があります。

あの時、コースのほとんどはドライで一部だけ泥だったのでIRC-GP110を履いて出場するべきでしたが、IX-07Sのブロックが食いつく安心感があり、IX-07Sで参加したのです。

更に、気温も35℃近くあったので厳しい条件だったと思います。

オフロードでは空気圧を低めにします。特にリヤタイヤはトラクションをかけて、コジる様に走り回るためかなりの負荷がかかっていたのでしょう。

開けてみるとタイヤとチューブが擦れて薄くなり、その部分から空気が漏れていました。

×印の所と周辺が擦れています。薄くなって空気が漏れてしまったのです。

強化チューブを入れる

以後、晴れてドライコンディションの時はIRC-GP110を履き、ドロドロのコンディションだったらIRC-IX-07Sを履くようにしています。

ドロドロのコンディションではIX-07Sの2.50-10というタイヤサイズが物を言い、泥詰まりが起きずに走り切ることが出来るのです。

パンク対策として、強化チューブを入れています。

このチューブはダンロップの強化チューブです。MOTOCROSS HEAVY と書いてあります。

触った感じで倍位の厚みを感じます。

奥にあるのは標準のチューブで、フロントに入れるものです。フロントは普通のチューブでも大丈夫なのです。

まあ、お金に余裕があればフロントにも強化チューブを入れても良いです。

強化チューブ装着手順

手順と言っても普通のチューブを入れる時と方法は同じです。

まず、一旦空気を入れて膨らませます。

次に空気を抜いてからタイヤに入れて行きます。

チューブが分厚いので入れにくいですが、頑張って入れて行きます。

穴からバルブを出すのがまた大変。

逃がさない様に付属のボルトで止めておきましょう。

ビードクリームをホイールとタイヤの内側にたっぷりと塗ります。

Point1ビードクリームをたっぷり塗る。

とにかく滑りを良くする事ではめやすくなります。ホイールと接するタイヤの内側にたっぷり塗るのが良いでしょう。

Point2タイヤレバーは使わない。

組み込みにタイヤレバーを使うと大抵レバーでチューブを傷つけてしまいますので絶対使いません。

まずは足で踏みつけながら徐々にはめて行きます。

ある程度はまって来たらタイヤを潰すようにしてホイールの溝の深い所に押し込むようにします。

足で押さえ付けながら手でグイグイ押してゆきます。汗だくになるくらい力が必要ですが、ここでタイヤレバーを使うとチューブに傷をつけてしまいますので我慢して手で押し込んで行きます。もうじきはまります。

ホイールに収まる瞬間です。

ホイールとタイヤの間にチューブが挟まっているとパンクの原因になってしまいますので入念にチェックします。

あとは空気を入れて完成です。

タイヤの比較

ここでIX-07SとGP-110の比較を見てください。

まずは太さを比較します。IX-07Sは2.50-10 GP-110は3.00-10です。

この細さがドロドロのコンディションで威力を発揮して、泥が詰まらないで最後まで走り切れるのです。更に、イボイボの食いつく感じの安心感があります。

タイヤの高さを比較します。

IX-07Sの方が低いです。つまり径が小さいという訳です。

タイヤ系が小さくなると若干ローギヤ化します。ドロドロのコンディションでは好都合なのです。

タイヤの使い分け

さて、GP-110はチューブレスタイヤなので、チューブが擦れてパンクする心配は皆無です。

2021年11月の大会はドライコンディションだったため、GP-110で思いっきり走り回って優勝できました。

2022年7月の大会はドロドロコンディションだったため、IX-07Sに強化チューブの組み合わせで思いっきり走り回って優勝できました。

80分の耐久レースを終えてからチューブを確認しましたが何ともありませんでした。さすが強化チューブは安心感が違います。

この様にドライとウエットでタイヤを使い分ける様にしていますが、チューブタイヤに強化チューブを入れておけば、タイヤとチューブが擦れて穴が開くタイプのパンクの心配は大分軽減されます。

というわけで、今回は強化チューブ(ヘビーチューブ)の話でした。

普通のチューブより値段は高いですが、パンクして走行不能になる事を考えれば安いと思います。

タイヤはIX-07Sがお気に入りです。

ドライコンディションだったらGP-110がおススメです。

楽しいバイクライフを。

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