機関良好なDioを選ぶ
以前からお誘いを受けていた原チャレ「原付チャレンジカップ」なのですが、チームメンバーの一人(弟)が遠くに転勤になってしまったため、今回は裏方のお手伝いで参加できればと思っていました。
開催日も近づいてきたある日の事、主催のおじさんから「お願いすることもいろいろありそうだけど、どうせ参加するなら走らないと面白くないよ。」とのお言葉があり、急遽出場する事になりました。
交代のライダーはいとこのW君にお願いしようと思います。
さて、スクータークラスで出場するつもりでいたのでとりあえず車両は3台確保してありました。
Dio Fit(ディオ フィット)
一番手前がDioFitで実働車です。これは弟が通勤用に乗っていた車両ですがKLX125を買ったため不要になり、もらいました。
ザクカラーに全塗装してジオンのマークを貼ってあります(笑)ただ、馬力が若干低くて5.6馬力なのです。レースに出るにはちょっと力不足か?
元々がオバちゃん仕様的なスクーターなので仕方ないですね。それでも2ストエンジンなので思ったより元気です。
Jog-Z(ジョグ-ゼット)
真ん中にいるのがJog-Zです。本命はこいつで7馬力マシン!
知り合いのバイク屋のおっちゃんが廃業して数年経つのですが、ずっと雨風にさらされていたため結構ひどい状態です。おちゃんいい歳だもんなあ。残念だけど仕方ないなあ。
・フロントのディスクブレーキはスカスカ。
・腹の下はオイルが滲んでいてドロドロ。
・致命的なのはキーが無いのです。バイク屋のおっちゃんの息子さんが探してくれたのですが、どうしてもキーは見つからなくて、車両だけ引き取ってきました。
動かすにはかなりの手間がかかりそう。こりゃ面倒くさそう。
Jog aprio(ジョグ アプリオ)
一番向こうに居るのがJog aprio。実はこのバイクは息子が10年位前に乗っていた車両です。2ストで6.3馬力あるのでまあまあです。
10年間納屋の奥で放置してあったものなので動きません。まあ、ガソリン抜いてキャブ洗ってあげれば動くでしょう。
出走まで2週間
走ると決まったら一日でも早くマシンを仕上げて練習しないとなりません。あと2週間しかないのです。
ただ、不動車を動かすのはとても面倒くさいので、今動いているDio Fitで走ることにしました。
変なオイル漏れもありませんし機関良好なので手っ取り早いです。
整備計画
そうは言ってもこのままの状態でオフロードレースに出るわけにはいきません。
・まずはギヤーオイルを交換してあげましょう。
自分でメンテナンスしていた車両なら、まだ大丈夫。とかわかるのですが、思い切って交換してしまった方が良いでしょう。
・タイヤをブロックタイヤに交換しましょう。
普通のロード用タイヤを履いているのでブロックタイヤに交換です。IRCでチューブレスで良いタイヤがあったはず。
・なるべく軽量化。
リヤキャリアやミラー位しか外す場所はないのですが、オフ車は軽いは神です。
Dio Fit ギヤーオイルの交換手順
このマシンは2ストロークエンジンなので交換するのはギヤーオイルだけです。エンジンオイルは分離給油で、キャブレターでガソリンと混ざって燃焼という形になっていますので補充するだけです。
リヤのこの部分(写真ど真ん中のボルト)がギヤーオイルの補充口です。補充口から抜いて補充口から入れるしかなさそうなのでまずはこのボルトを外します。
高い位置に付いているので外しただけでは少ししか出てきません。
お腹の下に踏み台を入れてフロントを上げる様にします。
するとトロトロ〜っとギヤーオイルが出てくるのですが、穴の位置がこんなに上にあるのでチョットしか出てきません。
そこで、スポイトの先に管を付けて吸い出すことにしました。
最初は大きな注射器で吸い出そうとしたのですが、注射器の先に付ける管が太くて穴に入らなかったのです。
入っている量は0.09ml(90cc)なのでスポイトで根気よく吸い出しました。
ゲー!結構汚ったないオイルが出てきました。
注射器で20ccほど新しいオイルを入れてスポイトで吸い出します。
どうしても汚いオイルが残ってしまっているので捨てオイルとして使うのです。
一回目だと吸い出したオイルはまだまだ汚れています。綺麗な黄色ではありません。
この作業を三回繰り返しました。
するとようやく出てきたオイルが綺麗な黄色になりました。
いよいよ新しいオイルを入れます。必要量は0.09ml(90cc)なので注射器で50と40の二回に分けて注入します。
一回目の50ccでは穴から出てきません。
二回目の40ccを入れると穴からオイルがあふれ出ますので急いでボルトをはめてしまいましょう。
ボックスレンチでクッと締めておけば大丈夫です。
これでギヤーオイルの交換は完了です。
Dio Fitのギヤーオイルは何を入れる?
4輪車用のエンジンオイル10w-30で良いです。
今回入れたのはカストロールEDGE(エッジ)で、乗用車のエンジンオイルです。自分で交換した時に少し余った物です。
このオイルは結構良いオイルで100%化学合成油という奴なのでDio Fit君も喜んでくれることでしょう。
粘度は5w-40なので10w-30より若干柔らかくなってしまいますが大丈夫です。量は0.09ml(90cc)で、捨てオイルまで含めても150ccあれば足りてしまいます。
丁度良く余り物があれば使えば良いです。無ければこちらが10w-30です。1リットル缶です。
追記:5月10日のオフロード60分耐久レースで総合4位の成績でした。このオイルで問題なく走り切りました。次のレースの前にまた交換しようと思います。
馴染みのガソリンスタンドで少し分けてもらえるなら、その方が安上がりですね。
Dio Fitのエンジンオイルは何を入れる?
一方エンジンオイルについてはホンダ純正の2ストロークエンジンオイルをオススメします。
品質が悪い物だとエンジンが暖まっても白煙が多かったり、燃えカスやドロドロでマフラーが詰まってしまったりとロクな事になりません。
私は、2ストロークエンジンオイルは純正品を使っておくのが一番無難だと思います。ウルトラ2スーパーです。
ちなみに純正以外だったらWAKOS(ワコーズ)のオイルがオススメです。値段が三倍位してしまいますが究極の品質を求めるならこちらですね。
さて、ギヤーオイルは交換できたのでとりあえず畑のオフロード場を走ってみました。
正直言って怖いです。いつもはフルサイズのオフ車(XTZ125)で走っているのですが、スクーターは不安定ですしちょっとしたギャップでもガシャンガシャンです。
タイヤもロード用タイヤなのでグリップがイマイチ。リヤグレーキフルロックで滑らせた時に食いつかないのでかっこよく決まらないです。今日は乾いているのでマシですが、濡れているとステーンと転ぶでしょう。
山坂も登れそうにありません。
次はブロックタイヤに交換編です。
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