渋い色が良い
私のAF62Dioの外装を純正の銀色からガンメタにしたところ、渋いDioが出来上がりました。手順を紹介したいと思います。

その前に、ボアアップが完了してご機嫌なDioですが、イマイチな点が幾つかあります。
・フロントフォークがイマイチ
・フロントブレーキがイマイチ
・経年劣化で黒樹脂パーツが白化している
・外装の色がイマイチ
フロントフォークとブレーキに関しては無事に慣らし運転が終わったら交換する予定です。慣らしが終わる前に交換しても良いのですが、もしも焼き付きを起こしたら…。もう一度新しいシリンダーとピストンを入れるだけの気力が湧きません。
白化した黒樹脂パーツは後日見栄え良くするとして、可もなく不可もない銀色の外装を渋い色にしたいと思っていました。
何色にする?
今まで通勤快速と林道激走仕様として乗っていたAF27DioFitの色がザクカラー(軍用オリーブドラブ)でしたので、当初はそれで行こうと思っていました。

しかし、今回のAF62Dioはオンロード仕様です。そこまでザクカラーに拘らなくても良いのかな?と思い、渋いガンメタに塗ろうと決めました。
スクーターの外装塗装の手順
まずは手順を書き出してから後ほど詳しくポイントを書きたいと思います。
1・外装をバラす。
2・外装を耐水ペーパーがけする。ついでに良く洗う。
3・シリコンオフで脱脂する。
4・ミッチャクロンを吹く。
5・サフェーサー(プライマー)を吹く。
6・ガンメタを吹く。
7・クリアーを吹く。
8・磨きをかける。
9・外装を戻す。
10・お気に入りのステッカーを貼る。
ざっと上げただけでこれだけの手順が必要になり、土曜日と日曜日の二日がかりの作業になります。
外装塗装に必要な物
次に必要になる物と値段についてです。(値段はおよそです。)
1・シリコンオフ 1,000円
2・ミッチャクロン 2,500円
3・サフェーサー 1,000円
4・ガンメタ塗料 1,500円×2本
5・クリアー塗料 1,000円×2本
6・コンパウンド 1,000円
7・耐水ペーパー 600番・1000番 100円位
8・ステッカー 値段は欲しい物によります。
ざっと数えてこれだけの物が必要になります。約10,000円ほど!更に、一番高いのは自分の日当(二日分の時間です。)
だったら業者に頼んだ方が良くないか(笑)しかも、自分で行うより断然綺麗です。プロの仕事は違います。
外装塗装の詳細手順
気を取り直して、必要な物が揃ったら行ってみましょう。動画版も作ってあります。ページの最後に貼っておきますので良かったらご覧ください。
あと、塗装を行う日は晴れていて風の無い日が良いです。特に風はいけません。土埃を巻き上げてしまって大切な塗装面を台無しにしてしまいます。
屋内で行う場合は換気を良くしてください。
1・外装外し
まずはここから始まります。ビスを外してクリップを外してとにかくバラさないと始まりません。初めての方はここでくじけてしまうかもしれないですね。※外し方は今回は詳しくは書きません。
ちなみに外装はボアアップの時に外したままになっていました。
2・耐水ペーパー掛け
ライト周りのカウルを例に書いてみたいと思います。
まずは水を流しながら600番の耐水ペーパーを当てます。小さな傷は削ってしまいましょう。次に1000番の耐水ペーパーで全体をなめらかにします。元々の艶が無くなる様に全体をザラザラにします。
カウルの裏側を良く洗ってホコリを落としておきましょう。塗装の時に紛れ込んでしまうと厄介なのです。
大きな傷があったらパテ埋めしてからもう一度耐水ペーパーをかけましょう。
3・シリコンオフで脱脂
次に、水気を取って乾燥させてから脱脂作業を行います。
使うのはシリコンオフです。シューッと吹いてから乾かないうちにきれいなウエスで拭き取ります。
表面に油分が付いていると塗料を弾いてしまうのです。そのまま塗り続けるとそこだけボコボコになってしまったり、塗料が剥がれやすくなってしまいます。必ず行いましょう。
4・ミッチャクロンを吹く
このDioの外装はABS樹脂なので塗料の食いつきは良い方です。それでも油断できません。以前ABS樹脂にミッチャクロンを吹かずに塗装したところ、高圧洗浄機で剥がれてしまった苦い経験があります。
特に柔らかい樹脂の場合は念入りに吹いておきましょう。シューッと一吹きしてから良く乾燥させます。透明なので塗り残しがわかりにくいです。注意しましょう。
5・サフ(サフェーサー)を吹く
プライマーとかフラサフとも言います。今回のサフはホルツの物です。丁度在庫があったので使いましたが気になる方はメーカーを揃えた方が良いでしょう。
コイツで下塗りすると表面の不具合が良く分かります。埃が付いていたり小さなデコボコが見えたりしたらもう一度1000番の耐水ペーパーを軽く当てて表面を滑らかにします。
不具合が無いかしっかりチェックしましょう。
これをしっかりやっておくのと適当にやっておくのとでは仕上がりに差が出ます。
6・ガンメタを塗る
今回はSOFT99のグレーメタリック(ガンメタ)を塗ります。LEXUSの補修用として売られている物です。
一度に分厚く塗ろうとしてはいけません。特にメタル系の色は一回、二回では綺麗に塗れないのです。
一回目、二回目はムラが見えても大丈夫です。
四回目でようやくここまで来ました。
お日様の光に当ててみるとまだムラがわかっちゃうのです。
今回は五回目でようやく納得の仕上がりでした。
黒とか赤とかなら二回位で綺麗に塗れてしまうのですが、メタル系の色とか黄色とかはダメですね。
塗料も2倍必要になります。スクーター1台塗るのに二本必要です。
夏場だったら一回塗って15分位で二回目を塗る事が出来るでしょう。冬場は気温にもよりますが倍位かかります。30分位置いた方が良いでしょう。
※今回のガンメタはLEXUS用の色なのですが、疑問に思う事がありました。そもそもLEXUSを傷つけてしまった場合に自分で缶スプレーを使って補修するのでしょうか?LEXUSですよ。
私だったら専門の業者さんにお願いしてバッチリ直してもらいます。もっとも私がLEXUSに乗るなんてことは一生かかってもありませんが(笑)
それにしても、このLEXUS用の缶スプレーって売れてるのかな?需要無いだろうな。
7・クリアーを吹く
ガンメタに塗れたら一晩置いてしっかり硬化させましょう。
クリアーを吹く前にもう一度埃やゴミが付いていないか念入りにチェックしましょう。
厚目にクリアー層を作ってからしっかり硬化させ、後で磨きをかけてツルピカにすると良いです。
こんな感じになるまで厚目にクリアーを吹きました。
厚く塗ると垂れやすくなります。そこは気を付けましょう。
ちなみにこちらはフロントカウルです。
しっかり硬化させましょう。
朝塗ったらせめて午後まで、または翌日まで硬化させたいところです。
8・磨きをかける
1000番の細かい耐水ペーパーで優しく優しく表面を整えてからコンパウンドで磨くとツルピカになります。
やり過ぎるとクリア層が無くなってガンメタが削れてしまいますので注意です。
しかし、今回は磨きをかけませんでした。
鈍く光る塗装面がまた渋いなあ。これはこのままでも良いなあ。(結構面倒くさいし。)
という事で、今回は磨きをかけずにおきました。
ホコリや糸くず
どうしても入ってしまうのがホコリや糸くずです。入ってしまった場所もしっかり硬化させてから1000番の耐水ペーパーで優しく削ってからコンパウンドで磨けば目立たなくなります。どうしてもダメならタッチアップして我慢しましょう。
9・外装を戻す。
まだ塗装を仕立てなので完全に硬化しているとは言えません。塗装表面が柔らかいので傷付きやすいので気を付けながら外装を戻します。
もし傷にしてしまったらガンメタをスプレーの蓋に吹き、筆に付けてタッチアップしましょう。
ちなみにこちらが元々の純正色。可もなく不可もなくのシルバー。面白味がありません。
今回ガンメタルに塗装した結果がこちらです。
ライト下のパーツだけ元々のシルバーで残しました。Dioのステッカーが勿体なかったのと、アクセントになると思ったからです。
きっとホイールもガンメタに塗った方が締まって見えますね。
慣らし運転が終わったらフロントをディスクブレーキ化する予定なのでどうしようかな。
10・お気に入りのステッカーを貼る。
純正のステッカーが手に入ればそれを貼れば良いのですが、お値段が高いです。Amazonとかで「バイク用ステッカー」とでも検索すれば色々出て来ます。
私はエンジンオイルはelFを使っているのでelFのステッカー二枚と、F15タイプのデンジャーステッカー(射出座席)とハイオクのステッカーを購入しました。
・elFのステッカーはボディーのエンジン付近に。
・F15タイプのデンジャーステッカーはシート下に(笑)
・ハイオクステッカーは燃料タンクの入り口付近に貼ります。
あと、Dioのロゴはステンシルで吹き付けで行う予定です。(ステッカーの値段が高すぎるので)
その他、JNCCのステッカーとか、aMECのステッカーとかKN企画のステッカー等の小さい物をさりげなく貼っておきたいと思っています。塗装の不具合箇所を隠すのにも良いですね。
今回使ったもの
Amazonのリンクを貼っておきますので良かったらのぞいてみてください。
SOFT99のシリコンオフはこちらです。
ミッチャクロンはこちらです。
SOFT99のサフェーサーはこちらです。(プラサフ)
SOFT99のグレーメタリック(ガンメタ)LEXUS スクーター1台で二本必要です。
SOFT99のクリアーはこちら。厚目に塗りますので二本あった方が良いでしょう。
SOFT99の耐水ペーパーセットはこちらです。
SOFT99のコンパウンドセットはこちらです。
とりえずこれだけあればスクーターの塗装は出来ます。手元に無い物を購入してください。
動画版も作ってありますので良かったらご覧ください。
楽しいバイクライフを。




























