2ストor4スト

知人から「このスクーターでオフロードレースを走るの?」という驚きを持たれつつ、ドノーマルのDioFit50で参加した人生初の耐久レース。その見た目とは違って上位に食い込むことが出来て更に驚かれ、それが快感となってオフロード耐久レース仕様のスーパーディオを作ったり、公道(林道仕様)のDioFitを作ったりしています。

とにかくスクーターでオフロードを走る事にハマっています。

詳しくはこちらからご覧ください。

スクーターでオフロードを走る訳は意外と楽しいから

オフロード仕様のスクーターを作る

今回は段階を追ってスクーターをオフロード仕様にして行く手順を書いてみたいと思います。まずはマシンを仕入れないといけません。

マシン選び

まずは手持ちのスクーターがあればそれでオフロードを走ってみて下さい。オンロード走行とは違った感覚に驚くとともに意外な楽しさを味わうことが出来ると思います。

ただ、マシンは汚れてしまいますし傷付いてしまうのも事実です。新車や大事にしているマシンをいきなりオフロードに持ち込むのは勇気が居るかと思います。

そこでオススメなのが50ccの中古車です。

私の場合は弟が通勤に乗っていたホンダのDioFitです。もう乗らないからと家に持ち帰り、半年ほど眠っていたマシンがあったのです。

1995年頃のマシンで、2ストローク縦型エンジン(シリンダーが立っているタイプ)のスクーターですが、数あるDioの中でもバリバリのおばちゃんバイク(笑)で馬力も5.6馬力しかありません。

当時のスクーターは7.2馬力マシンがありましたから見劣りするスペックですね。おばちゃんバイクだから仕方ない。

ところがこのDioFitは見た目のおばちゃん感とは打って変わって良い走りをするのです。

オススメ中古スクーター

というわけで私がおススメする中古スクーターは次のとおりです。

その1 ホンダAF27型スーパーディオ(6.8馬力)

このバイクは日本で一番売れたと言われているスクーターです。球数も多く、今でも手に入れやすいです。未だに社外のアフターパーツも沢山あるのでカスタムするにも困りません。

AF27SuperDio
AF27SuperDio

スピードリミッターは機械式で、社外のハイスピードプーリーに交換するだけで大丈夫です。なお、前期型はクランクシャフトが細軸です。中後期型は太軸になっています。ハイスピードプーリーの説明欄に前期のフレームナンバーと中後期のフレームナンバーの詳細が載っていますので確認してから購入すると良いです。

AF28SuperDioZX
AF28SuperDioZX

またAF28型スーパーディオはフロントブレーキがディスクのタイプで馬力も7.2馬力あります。AF28型が手に入れば尚良いと思いますが値段が少々高いのが気になります。

その2 ホンダAF27型DioFit(5.6馬力)

同じAF27型ですがスーパーディオよりも仕様が新しいです。エンジンの型番もと同じAF18Eですが、スーパーディオより改良されている箇所がいくつかあります。

AF27DioFit
AF27DioFit

クランクシャフトは全て太軸タイプなので安心です。社外のハイスピードプーリーに取り換えるだけでGPS計測で70km/hを越えてきます。(もちろんエンジンや駆動系の調整が出来ていての話です。)

カタログスペックでは5.6馬力しかありませんが、調整が決まるとスーパーディオより速いのです。

こちらもスピードリミッターは機械式なのでプーリーの交換で大丈夫です。

※AF27型スーパーディオとDioFitのフレームは共通です。このフレームは良く出来ていて、体重80kgのオッサンがジャンプしても折れた事がありません。もの凄い大ジャンプをしたらヤバそうですが、今のところ補強は入れずに耐久レースにも出ています。

弱点と言えばエンジンの冷却です。夏場のレースでは熱ダレを起こしてパワーダウンしてしまいます。強化クーリングファンを入れると少し改善します。

その3 ホンダAF35型ライブディオZX(7.2馬力)

エンジンが横型(シリンダーが気寝ている)になったDioで、2ストロークエンジン最後のマシンになります。オンロードレースで人気の車種で、今でも社外アフターパーツが豊富です。

AF35LiveDioZX
AF35LiveDioZX

普通仕様のAF34型ライブディオでも7.0馬力ありますので、入手しやすいAF34型でも充分に遊べます。

AF34LiveDio
AF34LiveDio

知り合いはAF35型でオフロードレースに出ていて良い成績を収めている実績がありますのでオフロードでも強いマシンと言えるでしょう。

※スピードリミッターは電気式になっていますのでCDIを交換する必要があります。

その4 AF56型スマートディオ(5.0馬力)

こちらは4ストロークエンジンになったディオですが、水冷エンジンを搭載しており夏場でも安定した性能が持ち味です。

AF56SmartDio
AF56SmartDio

球数はそう多くはありませんが、安価に手に入りやすいのでおススメです。キャブレター仕様なので自分で調整できる点も良いですね。

2021年7月のゲンチャレ第二戦では炎天下の中安定した走りを見せたAF34型スマートディオが優勝しています。

尚、同じエンジンを搭載しているズーマーも良いですが車両価格が高くてなかなか手が出ません。

AF58ズーマー
AF58ズーマー

2ストロークエンジンのマシンと違って、4ストローク水冷エンジンの安定した走りが魅力ですね。ただ、機構が複雑になるのでメンテナンス性は悪くなってしまいます。

※実は私、AF56型スマートディオを1台仕入れています。価格は3,000円でした(笑)まだ手を付けていませんがそのうちオフロード仕様を作ってみようと思います。

その5 ヤマハジョグ系

オンロードレースにおいてはジョグが重宝されていますね。

SA16JジョグZR
SA16JジョグZR

オフロードに於いてのジョグはかなり手を加えないといけません。ジャンプすると大抵はフレームが折れてしまいますし、エアクリーナーの位置が腹の下にあるのでギャップでガツンと腹を打つと壊れてしまいます。

フレームの強化とエアクリーナーの処理をうまく出来ればジョグはかなり速いです。

私は以前ジョグアプリオに乗っていた事があるのでその速さは充分に知っています。もしも2ストジョグZRとかアプリオとか見つけたら仕入れたいですね。

オフロードスクーター車両選びまとめ

とにかく手に入れやすくてそれなりに速いマシンが良いでね。

私的にはAF27スーパーディオかAF27DioFitあたりが球数も多くて手に入れやすいしパーツも豊富で整備性も良いと思います。

ちなみにAF27スーパーディオ&DioFit用のハイスピードプーリーはこちらです。

スーパーディオフレームナンバーAF27-1300001~ ディオ Fit:全車種に使えるキタコのハイスピードプーリーです。

ライブディオ全車種にも対応しています。

駆動系を開けてみてドライブベルトの摩耗やヒビ割れが見れたらこちらのキタコの強化ベルトに交換すると良いです。

キタコのハイスピードプーリーとセットで交換すると効果的です。

さて、マシン選びをしている間も楽しい時間です。

近くのバイク屋さんに聞いてみるとか、ジャンク屋さんが近くにあったら探してみると結構あるものです。しかも安価に手に入ると思います。

今日紹介したマシンに限らず手元にスクーターがあるならそれで走ってみるのも良いと思います。

楽しいオフロードスクーターの世界へようこそ。