安価にパワーアップする方法
DioFitといえば1997年〜1999年まで発売されていた2スト空冷マシンですが、スーパーディオのオバチャン仕様といった位置付けで、馬力も5.6馬力しかありません。

新車価格も129,000円とお安く購入でき、通勤・通学・お買い物に活躍したマシンです。
型式はAF27で、スーパーディオとエンジンもフレームも一緒ですが、外装とシートと馬力が違います。
ちなみにエンジンは縦型で耐久性に優れていると言われているAF18E型で、2ストロークの強制空冷。
残念な事にスーパーディオが6.8馬力に対してDioFitは5.6馬力なのです。
以前からどこで馬力を落としているのだろう?と気になっていました。
5.6馬力でも速いマシン
実は、DioFitは私が人生で初めてオフロード耐久レースに出場した思い出深いマシンなのです。
このマシンは弟が通勤に使っていたマシンで、MS-06ザクカラーに塗装されています。
弟がKLX125を購入したため不要になり、私が譲り受けてタイヤを交換してオフロード仕様になりましたが、エンジンやマフラーはノーマルのままです。
壊れたオートチョークを外してキャブの調整をバッチリ行っただけなのですが、速いのなんの。このエンジンが本来の6.8馬力を出したらどんなに凄いのかなあ?っていつも思っていました。
ところが、絶好調のこのDioFitは長男がどうしても欲しいというのであげてしまいました。現在は通勤快速で活躍しています。
そこで、急いでAF27型スーパーディオを探していたところ、部品屋さんからAF27DioFItなら今すぐあるよ!との連絡。
早速仕入れたのですが、今度は次男のマシンになりました。
安価にパワーアップ
これが次男用のDioFitです。ロシアのスホーイ27戦闘機をイメージして塗装しました(笑)
実はこのDioFitはエンジンフィーリングが何だかしっくり来なくて変だな変だなと思っていたのです。
ある日、バッチリセッティング出してやろうと思ってキャブレターをいじろうとして気がつきました。あれ?このキャブレターはデカイぞ!
なんと、ライブディオのキャブレターが付いていたのです。しかも、初期型だったでしょうか?穴の大きい有名なタイプが。
でも、エアクリはノーマルのままだし、メインジェットもパイロットジェットもライブディオの標準のままなのです。これだと混合気が濃過ぎてパワーアップどころかエンジンが不調になります。
ちゃんと燃焼しないままの排ガスが出るのでマフラーの穴はベトベトになってて糞詰まり状態です。
スーパーディオ 用パーツを流用
私がゲンチャレ(50ccの80分オフロード耐久レース)に出場しているマシンはAF27型スーパーディオです。
このマシンは絶好調で、上り坂でもグングン加速して行きます。
エンジンとキャブレターはノーマルで、キャブレターはメンイジェットを交換して調整しているのみです。うまく調整が決まるとバッチリなのです。
DioFitのキャブレターは「APBB0」というタイプで少し小ぶりな物が付いています。マフラーも形は似ていますが違う物の様です。
まずはスーパーディオのキャブレター「PB80」が1個余っていたので交換です。
スクーターに付いているオートチョークは故障が多く、故障した時はチョークが効いた状態で故障します。
今回は故障はしていない様でしたが、キャブレターのセッティングをしっかり出したいと思い、オートチョークは外した状態で取り付けました。
オートチョークのキャンセル方法
壊れたオートチョークのニードルとバネを引っ張って外します。それをオートチョークの穴に入れて上から1円玉3枚を重ねて蓋をして、固定していた金具でネジ止めすればOKです。
チョークが無くなったのでエンジンの始動がしにくくなりますが、セルを長めに回せばかかります。
また、エアクリーナーボックスの穴を指で塞いで始動すればチョークと同じ効果が得られ、始動しやすくなります。
これで充分です。
次はスーパーディオ用のマフラーに交換です。
マフラーは四箇所ネジで止まっています。こちらは外側のネジ。12mmのボックスレンチを使います。
こちらはエンジン側のネジ。10mmのボックスレンチを使います。
もう新品のマフラーは手に入りません。ヤフオクで程度の良い物を仕入れるか、アマゾンでAF27用の純正っぽいマフラーを仕入れるしかありません。
※実はKN企画さんのノーマルタイプスポーツチャンバー(マフラー)を2号機に使っていますがこちらも調子良いです。
ちなみに3,000円位で購入できる純正っぽい形のマフラーはダメです。パワーダウンしてしまいます。(安物買いの銭失いになってしまいました。)
キャブレターとマフラーの交換結果
さて、DioFitにスーパーディオの純正キャブレターとマフラーを取り付けて試走してみましたが、結果は大成功。
上り坂をゴイゴイ加速して上って行きます。
私のオフロードレース用スーパーディオ1号機と遜色ない位のパワーです。
キャブレターのセッティングはとりあえずスーパーディオ標準のままでOKです。
・メインジェット75番
・パイロットジェット35番
・ニードルクリップ位置は真ん中
※気温が高い時期ですし、メインジェットは80番位でも良いかもしれません。
あと、熱量が増えると思うのでシリンダーヘッドの冷却フィンの穴あけ加工だけはしてあります。
写真はスーパーディオ1号機に施したものです。同じ事をDioFit にも行いました。
KN企画さんの軽量・高効率クーリングファンは後日取り付け予定です。
もちろん2ストエンジンオイルはカストロールパワー1レーシングを使っています。
さて、このDioFitは次男がオフロード耐久レースデビューを果たすためにブロックタイヤに履き替えて練習します。ナンバーも付いているから原付ツーリングにも一緒に行こうと思います。
クーリングファンの記事はこちらから。
AF27スーパーディオの冷却アップ「クーリングファンとヘッド加工」
2ストロークエンジンオイルの記事はこちらから。
2スト50ccバイクの手軽なパワーアップにカストロールパワー1
オフロード耐久レースについてはこちらから。


















