安価に冷却アップ
今年の夏も酷い暑さで、2スト空冷マシンには厳しい環境となっています。
ゲンチャレに参加した時も、シケイン的な場所でエンジンの回転を落としてしまうと回復までにモタついてしまい、かなりのロスとなってしまいました。
一応エンジンオイルはカストロールパワー1レーシングを使っている上にギリギリまで燃調を濃くしているので、よっぽどの事がない限り焼き付いてしまう心配はありません。それでも、なるべく放熱効果を上げて熱ダレ症状を改善するに越した事はありません。
しかも、安価に(笑)
第一弾 シリンダーヘッドのフィンに穴開け
まさか2021年になってこれをやるとは思いませんでした。
シリンダーヘッドの冷却フィンに穴をいっぱい開けて、表面積を増やして熱を逃がしやすくするという方法。
大昔にやった事です。アルミの洗濯バサミを挟んで表面積を増やすとか(笑)
スクーターの場合、強制空冷なので穴開けが効果的だと思います。カバーがかかっているからアルミの洗濯バサミは使えませんし。
5mmのドリルの歯でいっぱい穴を開けました。実際、このヘッドを取り付けて走ってみたところ少しの改善が見られました。
ボール盤があれば楽ですが、ハンドドリルでも行えます。
第二弾 クーリングファンの交換
更なる冷却アップを狙ってクーリングファンを交換しました。
KN企画さんの軽量強化クールングファンです。
純正クーリングファンと比較してみました。
・羽の枚数
純正18枚に対してKN企画さんのファンは20枚です。更に、ファンの渦巻きの方向が純正と逆になっています。純正には表面をぐるっと覆う様にカバーがかかっていますが、KN企画さんのファンにはありません。
・重量が20g軽い
純正品は取り付けネジ4本を含めて135gありました。KN企画さんは115gです。(ネジ2本で固定)
回転軸にくっついている物が軽くなるとレスポンスの向上が見込まれます。しかし、強化ファンなので風量が増える事で抵抗が増えるかもしれません。軽量化と合わせてトントンなのかな?と思います。
・直径はKN企画さんの方がわずかに大きい
ファン自体の厚みは純正品の方が厚いです。しかし、KN企画さんの方が直径がわずかに大きいです。
表面のカバーが無い事もあって風量アップが図れるものと思います。
スクーターのクーリングファンの交換方法
強制空冷のスクーターだったら、メーカーや車種を問わずほぼ同じ様な方法で交換できますので自分で行ってみてはいかがでしょう。
エンジンカバーを外す
AF27スーパーディオの場合、エンジンを覆っているカバーは2本のネジで止まっています。
8mmのボックスレンチを使ってネジを外します。
点火プラグのキャップを外します。AF27型は縦型エンジンなので後方にあります。
純正クーリングファンを取り外します。
純正ファンは4本のネジで止まっています。8mmのボックスレンチで取り外しましょう。
新しいファンは軽量化の意味も含めて2本のネジで固定します。
新しいクーリングファンに付属しているネジを使った方が無難です。
※純正品を再利用する場合はネジの長さに注意しましょう。間違えて長いネジを使うとジェネレーターのコイルに接触して壊してしまう恐れがあります。
エンジンカバーを戻してプラグキャップをはめれば交換完了です。
風量が増えて冷却効果アップ
まず、アイドリング状態で空気取り入れ口に手をかざしてみました。
明らかに吸い込まれてゆく空気の量が増えています。ちょっとエンジンをフカしてみると更に感じる事ができます。
二本立てで冷却効果アップ
雨が降ってしまったので畑のオフロード場へは行かず、林道をひたすら上ってみました。
違いますね。今までは林道を上り切って平らな場所に出た頃にはタレてしまい、アクセルを戻してからの再加速でモタついていましたが、今回は大丈夫です。
お金があれば水冷化キット!なんてすごい物もある様ですが、シリンダーとヘッドのパーツ代で3万5千円位します。更にラジエターも仕入れないといけません。う〜ん、やっぱりそこまでお金をかける事はできません。
今回行った冷却効果アップの費用は、軽量強化クーリングファン代で約2,000円ちょいです。シリンダーヘッドの加工は手間だけでお金はかかっていません。
※とりあえず、もう一台所有しているAF27スーパーディオはクーリングファンの交換だけで冷却効果を確認できています。
熱ダレに悩んでいる方はまずはクーリングファンを交換してみてください。
ちなみに、KN企画さん以外のクーリングファンも購入して試してみましたが、純正品よりも早く熱ダレに見舞われてしまいました。
いかにも効果あり!って感じの色とキャッチコピーでしたが全くダメでした(笑)
スクーターでオフロードまとめ。
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