ジャンク再生
ゲンチャレ「50ccオフロード耐久レース」に出場するマシンを探していたところ、格安のスーパーディオ(ジャンク)を手に入れました。
一応エンジンはかかりましたが何だか変。どうやらボアアップされている感じ。でも、その割には力が無くてノーマルのディオフイットの方が元気良くキビキビ走るのです。
自主車検兼ねてエンジンを開けた時の記事はこちらです
スクーターの外装カウルの塗装「MS-06ザクⅡ化」Super-Dio
この時はとりあえずボアアップされちゃっている事を確認しましたが、外装を塗装する事ばかり考えていてエンジンの不調はそれほど気にしていませんでした。
焼きついていたエンジン
50ccのオフロード耐久レースに出るのだからボアアップされたエンジンではいけません。中古のAF27のピストンとシリンダーとヘッドを解体屋さんに探してもらっている間に、現状のままでオフロード場を走り回ってみましたが何だかおかしい。
嫌な予感がします。
ボアアップしているのにノーマルよりパワーが無い。
前回開けた時はピストンの直径を見ただけだったので気がつきませんでしたが、今回はシリンダーを外してみました。
シリンダーを抜いてみたところ案の定。すごい傷だらけじゃん。
ピストンもこんな感じで傷だらけ。
なんだこりゃ〜!これじゃパワーが無いのは当たり前。良く動いていたもんだ。
ちなみにどこの国で作った物かはわからないけど、計算したら66ccでした。
焼き付きの原因を考察
実はこのスーパーディオを引き取った時にシートを開けると2ストエンジンオイルの缶が入っていました。
某ホームセンター銘柄の「激安2ストエンジンオイル」です。
最初の感想はえっ?こんなオイル使ってんの?
ボアアップしてハイスピードプーリー入れて、更にギヤボックスを開けた形跡もあるのでハイギヤまで入れてある感じなのです。
更に更にエアクリの穴を加工して吸い込みを多くしてありました。
でも、そこまでしてあるのに「こんな激安2ストエンジンオイル」を入れているの?これじゃ焼き付くでしょう。
キャブレターのセッテジングはとりあえずメインジェットが88番になってるだけで?な感じでした。
最低でもホンダ純正を使って欲しかったですし、ここまでイジるならワコーズとかカストロールを使って欲しかったですね。
このエンジンの焼き付きの原因は激安2ストオイルを使ったからでしょうね。
かわいそうに、焼きついちゃったから嫌になって手放したのでしょう。
新品ピストンと中古シリンダー
その後、二台のジャンクを手に入れたのでシリンダーとヘッドをジャンクからいただき、ピストンはアマゾンで購入して50ccに戻しました。
ジャンクマシンのピストンは変形してしまっていてピストンピンが抜けなかったのです。こんなの初めてです。
海外の安いピストンなので耐水ペーパーで角を落とす様に処理しました。軽くバリ取りです。
2ストオイルを注射器に入れてたっぷり付けてピストンリングを入れました。
切り欠きの位置に注意しましょう。
ベアリング等にもたっぷりオイルを塗りましょう。
新品のガスケットに交換しておきましょう。
ピストンリングの切り欠きの位置に注意しながらピストンとシリンダーを合体させます。
これで50ccに戻りました。
2ストエンジンオイルを入れ替え
一番肝心な作業は2ストエンジンオイルの入れ替えです。激安オイルは捨ててホンダ純正2ストエンジンオイルに入れ替えです。
オイルポンプの根元のホースを外してオイル受けに出しました。
しかし、時間がかかるのでコンプレッサーで押し出しました。
エアーで押し出しです(笑)
しっかり抜け切ったら新しいホンダ純正2ストオイルを入れました。
これが純正の色です。綺麗な青なのです。
とりあえずは純正オイルを使って慣らしを行います。ピストンだけ新品ですから。
で、このマシンが調子良ければこれを仕上げて耐久レース出場マシンにしようと考えています。
本番ではカストロールの2ストエンジンオイルを入れる予定です。
その後、仕入れたジャンクからもう一台復活させる事が出来ました。ザク色に塗った外装はそちらに移動して、もう一台のマシンで出場する事にしました。
今回のマシンは慣らし運転もしなくてはいけませんし、もう一台復活したマシンがものすごく調子良いのです。
ピストンを新品にしたこちらのマシンは慣らし運転をしながら練習用のマシンとして使う事にします。
今回使用したピストンはこちらです。無事慣らし運転も終わって問題無く使用できています。(100kmほど)
シリンダーとセットになっている商品もあります。
ガスケットも必ず交換しましょう。
2ストロークエンジンオイルはせめてホンダ純正をつかいましょう。
ここぞという時はカストロールパワー1が良いです。
一台復活できれば良いと思って仕入れたジャンクが三台。結果二台復活で儲かっちゃった。























