先生イチ押しのタイヤ

私がオフロードバイクを買う時の先生のアドバイスは「フロント21インチ、リヤ18インチのフルサイズにしなくてはダメだよ。」とのお言葉。しばらくして納車されたXTZ125を連れて行くと「お〜し!良い選択をしたじゃん。」とお褒めの言葉をいただきました。

フルサイズの他に、フロント19インチリヤ16インチのオフロードバイクもあるのですが、走破力に差が出ます。タイヤの径が大きいフルサイズの方が走破力が高いのです。

また、履けるタイヤの種類が多く選択肢がグンと広がります。今回レビューする「IRC TRIAL WINNER TR-011 TOURIST」も選択肢の中に入ります。

私は普通のブロックタイヤしか知らなかったので、車のスタッドレスタイヤみたいなパターンのツーリストがどれほどのものか知りません。でも、先生が「これを買って履け!今の所これが最高!」と言います。

そこまで言うなら履いてみようじゃないか。早速Amazonで注文しました。

本当に最強かもしれない

装着して走行距離が700km位になりましたのでレビューします。

柔らかめ

まずはタイヤのブロックの様子からご覧ください。

素材のゴムは柔らかく、ブロックを指で押すと変形するほどです。この柔らかさが高いグリップ力を生んでいるのではないでしょうか。

また、四角くて細かいブロックは車のスタッドレスタイヤの様です。これも高いグリップ力を生んでいる要素なのでしょう。

空気圧の設定

オフロードバイクは不整地走行でのグリップ力を上げるため空気圧を下げるのが普通です。

今回のレビューではフロント0.8kgf/㎠ リヤ0.7kgf/㎠ 最近のkpaなら80と70で良いのかな?

ビードストッパーを入れていないのでこれ以下にするのはチョット不安です。

ちなみに舗装道路を走る時は前後1.0kgf/㎠にしています。この辺はいろいろご意見もあろうかと思いますが、自分の体重とバイクの重さと走ってみた感触で気持ち良く走れる圧で良いと思います。

石ゴロゴロのガレ場にて

まずは走りにくいガレ場に行っていました。大小様々な石ころが存在している上に、中位の丸太だったりカヤが生えていたりと様々です。

納車されてすぐに標準タイヤで乗り入れてみたのですがとにかく乗りにくいのなんの。

ツーリストで乗り入れたところ比べ物にならないくらい乗りやすいです。

フロントが跳ねることがありません。大きな石に乗り上げても逃げません。そして行きたい方向にすんなり曲がってくれます。

柔らかめのタイヤですし、圧を下げているのが安定性を上げているのですね。硬めの標準タイヤではこうはいきませんでした。

川の中へ突入

このタイヤなら川の中でも行けるのではないか?行ってみよう!突入です。

すごいですね。川の中も石ゴロゴロなのですが滑る様子がありません。水の中を進む抵抗は少し感じますが、アクセルを開けるとタイヤがついてきますし、フロントが滑ってあらぬ方向へ向かうこともありません。

この先、細くなっているところがチョット深くてブーツに水が侵入してしまいました。

畑のオフロード場にて

条件としては10月も半ばの13日。一昨日まで台風の影響で大雨。畑のオフロード場全体が湿っていて、一部は水が引けずにズルズル状態です。

まずはフロントアップをしてみます。

リヤタイヤが食いつくので簡単にフロントが上がります。空転すると力が逃げちゃうので上げにくいのですが、このタイヤは食いつくので楽なのです。

また、四角っぽいタイヤですので直進がやりやすいです。更に圧も下げているので普通のブロックタイヤよりもフロントアップが楽に感じます。

スラロームの練習で

いつも回転半径の小さいスラロームの練習をやっているのですが、フロントもしっかり食いついてくれるので安心です。

(別の日の写真です。)

ズルズルベチョベチョでなければグリップしてくれます。乾いていれば最強だと思います。

林間コースで

晴天が続いていれば最強です。山肌に噛みつきます。

(別の日の写真です。)

ところがズルズルベチョベチョの日は最悪です。

一昨日まで台風の大雨でズルズルです。真夏だったら1日あれば走れる様になるのですが10月ともなると乾きません。

ご覧の様にブロックとブロックの間に土が入ってしまいます。これではグリップしませんね。ツーリストの弱点です。

二回目、三回目とチャレンジすればするほどズルズルに。ついに転倒してしまいました。

しかも、斜面の下の方に向かって倒れてしまいました(笑)引き起こすのに力を使って更に疲れました。

どんなタイヤでも不得意なのでしょうけど、ブロックが細かいツーリストは他よりも不得意な様です。

ツーリストの名誉のために言っておきますが、乾いた林間コースでは最強です。今までは上れなかった急坂もツーリストにしたら上れる様になりましたから。

滑るを逆手にとって

畑のオフロード場の隅っこの方が濡れています。アクセルターンの練習にはもってこいなのです。

グルングルン回ってしまいます。いつもより多く回っています(笑)

舗装道路では

通勤にもちょくちょく使っているのですが、タイヤの形状が四角いのである程度以上に倒すと一気に倒れこみそうになるので注意が必要ですね。慣れが必要です。

空気圧は100kpaから120kpaにしています。このくらいだと乗り心地が柔らかくて良いです。

舗装道路でのグリップ力もとても良いです。柔らかい素材のためかと思われます。その代わり減りが早い様です。

IRC TR-011 ツーリストまとめ

さて、このタイヤにしたら自分の腕が上がったかの様な錯覚に陥ります。ガレ場、川の中、乾いた土の上、乾いた林間コースは最強ではないかと思います。

弱点はズルズルベチャベチャの場所ですね。どんなタイヤでも滑るのですが、ブロックが細かいので目詰まりしてしまい、他より滑りやすい様です。

まあ、そんな日に好んでコースや山に入る事はやめておきましょう。疲れるだけだし泥になるし絶対転ぶし。

あと、普通のブロックタイヤよりもタイヤの外径が大きいのでギヤ比が高速寄りになってしまいます。ドリブンスプロケット3〜4丁位を損した様な印象です。乗ってみてダメだったらフロント1丁下げるか、リヤ4丁アップすれば乗りやすくなります。

オフロードの先生が「これを履け!」という意味がよくわかりました。走破力が違います。

フロントはこちらです。

リヤはこちらです。リヤはチューブレスですが、中にチューブを入れて使います。

このタイヤ最強だと思います。

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オフロードでバイクの腕を上げよう

最後に良かったら動画もご覧ください。