体感出来る変化
2ストロークエンジンを50ccのままで少しでもパワーアップを図る!そのために有効な手立ての一つがエンジンオイルの選択です。
私の「原付50ccオフロード耐久レース用」のスーパーディオ1号機ですが、練習中はホンダ純正2ストロークエンジンオイルを使用していました。
本番前の練習で焼き付いてしまうと困るので、メインジェットの番手を上げて少し濃い目にしています。
体感できるほど「明らかにパワーダウン」してしまいますが仕方ありません。焼き付かせてしまうよりマシなのです。
7月も中旬になり、いよいよ本番が近くなってきたため「カストロールパワー1レーシング」に入れ替えます。
このエンジンオイルを入れればメインジェットの番手を戻しても大丈夫なはずですし、若干のパワーアップが果たせるでしょう。
純正エンジンオイルを抜く
まずはホンダ純正の青いエンジンオイルを完全に抜いてしまわないといけません。
オイルキャップを外してからオイルポンプの根元からパイプを外します。
エンジンオイルはもったいないから純正の缶に戻しました。練習用のスーパーディオ2号機に入れます。
この状態で仕事に出かけて10時間くらいほったらかしにしました。
帰宅してからタンク内に残っている僅かなオイルはエアーを吹いて押し出しました。
次に、タンク内にパーツクリーナーを吹いてから再度エアーを送ってパーツクリーナーを追い出した上に乾かします。
オイルタンクの根元にはフィルターが付いています。ついでに外して綺麗にしました。
タンクからオイルポンプまでのパイプはオイルが見える様に透明なパイプに交換しました。
カストロールパワー1を入れる
いよいよパワー1レーシングをタンクに入れました。普通2ストのエンジンオイルは緑とか赤とか青が多いのですが、このエンジンオイルは綺麗な黄色というか金色をしています。これだけでも効果ありそうでワクワクしてしまいます。
一旦つないだパイプをポンプの根元から外して新しいエンジンオイルをパイプ内に送ります。
透明パイプにしたのでオイルが通っているのがわかります。
あとはポンプ内に残ったオイルとポンプからキャブレターまでのパイプ内に若干のホンダ純正エンジンオイルが残っていますが、しばらく乗ればすっかり入れ替わってしまうでしょう。
明らかなパワーアップ
20分位でしょうか?コースをアクセル開けてガンガン走りま回りました。おそらく残っていた純正エンジンオイルが、カストロールパワー1に替わったのだと思います。違いが体感できるようになりました。
・排気音が乾いた音に変わった。
ガソリンとオイルが完全燃焼しているというイメージでしょうか。心地よい音に変わりました。ジメジメしていません。
・坂道を余裕でグイグイ上ります。
焼き付き防止のためにメインジェットの番手を上げる前のパワー感が戻りました。もしかしたら、このまま上げた番手のままで良いのかもしれません。焼き付き防止には更に効果的でしょう。でも、戻せばもっとパワー感が上がるかもしれないですね。
・熱ダレっぽさが軽減した。
純正エンジンオイルでは、アクセル全開で走り続けた後のゼロ発進で熱ダレ症状が出てモタついてしまいました。調整してもあまり改善されませんでしたが、カストロールパワー1レーシングに完全に入れ替わってから調整したところ、熱ダレ症状はかなり改善されました。ゼロ発進でモタつかなくなったのです。これはありがたいですね。
プーリーやベルトの制限があるため最高速度は変わりませんが、そこに到達するまでが早いイメージです。
カストロールパワー1のイマイチな点
・昔の様な臭いはしません。
若い頃に嗅いだ「甘い様な独特な香り」はしません。香りに期待している人はがっかりするかもしれません。
100%化学合成油のFDクラスに進化しているので仕方ないですね。(純正オイルはFCなので下のクラスです。)
・お値段が高い
500ml入りの缶なのですが、アマゾンで買っても1,000円位しています。実店舗だともっともっと高いです。
1,000ml入りの純正エンジンオイルの倍以上のお値段です。普段使いの街乗りマシンにはもったいないかもしれません。
焼き付くか焼き付かないか?のギリギリを攻める様な走りやセッティングをするマシンにはお勧めできるエンジンオイルだと思います。
下手にボアアップを行うより、まずはカストロールパワー1レーシング入れてみてください。ボアアップするならその後でも良いと思います。
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